何か掴みかけた この一瞬で それはまるで いびつな宝石 手のひらに伝わる 痛みと温もり それはきっと 誰かのシグナルだった Ah夢から醒めた お姫様のように 走り出したら 止まれない マイナスさえ使い方次第で プラスになる あの時交わした約束 今もまだ覚えてる 失くさないように 記憶の海に沈めて 孤独を感じる度に 深くもぐって探すの まだ私 ヒロインになれないから みんな迷いながら 明日を目指す それはまるで 宝探しのよう 地図もない暗闇から 抜け出してきたいなら 自分次第 みつめて星の向こうには 描いたストーリーのプロローグ Ah夢に見ていた 王子様はどこに ゴールテープなんて 見えない 最悪さえ感じ方次第で チャンスになる あの時選んだこの道は 今もまだつづいてる 楽に生きる方法は いくらでもあるけど 孤独に慣れる度に 羽ばたき方も忘れる もう私 ヒロインになれないなら あれから何度ほどけかけの 靴ひも結び直しただろう 流れてく汗の粒に なみだ隠して ひとつ大きく深呼吸 始まりの鐘が響くまで待てない あの時出会った『私』を 追いかける今の『私』 ずっと触れられないまま 走りつづける もしそれがゴールなら 一生たどり着かなくていい それは魔法が解ける時