「ありがとう 君に逢えて本当によかった」 ただ それだけ ただ それだけの事が ずっと言えなかった 何故だろう? 言い訳したり 一人拗ねたり 思えばいつもすぐ傍に 君がいたから ここからまた行くよ 君の声忘れないよ ありきたりの言葉しか 浮かんでこないけど 多くの出逢いの中で 多くの言葉の中で 今、心から君に ありがとう もしも何処かで もしも君が泣く時は この詩が君を慰めてくれますように 当たり前のことだけど 僕らも大人になって 誰かの親にもなって やがて土になろう そして小さくとも 花を咲かせられたら やっと 誰かの涙止めて ここからまた行くよ 行くあてもあるから 何処まで行っても 僕はきっと僕さ 多くの出逢いの中で 多くの言葉の中で 今、心から君に ありがとう 使い古しの言葉 ありがとう