兵士のように詩人のように

歌詞

おまえの死んだ夜は カーニバル最後の日 着飾った踊り子の群れ 抱き合う恋人たち 遠くひびく歌声は懐かしく寂しい おまえのヴァイオリンがいつか 奏でたメロディ ・・・ 酒樽が開けられた 泣き出しそうな空に 乾杯の陽気な声と 葡萄酒の甘い香り 見世物小屋 もの売りの声 道化師と火を吹く男 にぎやかな橋の上 黒い葬列が通る 兵士のように 歌い詩人のように戦え！ まるで愛のように 悪魔のようにひとりで 二人の最後の朝は安 ホテルのベッドで おまえは古いシャンソン ラジオと歌っていた 窓の下 号外が売られ 戦争の終わりを告げている めかしこんだ娼婦たちが 街へ、通りへ、くり出す 兵士のように 歌い詩人のように戦え！ まるで愛のように 悪魔のようにひとりで おまえの死んだ夜は カーニバルの最後の日 着飾った踊り子の群れ 抱き合う恋人たち 広場では踊りの輪が続く 轟くトランペット！ 花火の空、 橋のむこう静かな葬いがゆく 兵士のように 歌い詩人のように戦え！ まるで愛のように 悪魔のようにひとりで それは愛のように 悪魔のようにさびしく