貴方が尋ねてくるのは 決まって平日水曜日の夜だけ まだ安っぽいあたし達に 似合うアルコールは 身近な檸檬味のもので 夜に溶ける中 左の薬指に きっと、まだあたし 期待はしているの 貴方との距離が 縮まればと願う でもまた言葉を 飲み込んでしまう いつものコンビニの中で 身近なお酒を片手に 向かおう 距離のある挨拶を済ませ 君は料理を作った 何も聞かず 夜を過ごす中 隙間を感じる距離 きっとただ僕は 居場所を求める 便利な恋が 終わりを迎える時 そっと、君はなにを思うんだろうか 夜に溶ける中 交わることのない日々 きっと別の場所で 二人は彩る 伝わらないまま 終わりが近づいて きっとまた言葉を 飲み込んでしまうわ 二人は分からないまま