Track byスカート
木々がしげり、荒れて、 ひと気がない 出口のような入り口に化かされ 覗くスプーンに映り込んだ 木が揺れています ぼろぼろの歩道橋 過ぎたあたり 形を変え 今もそこにあります プラスチックのスプーンに 森が透けています そちらはもう雨は止んでますか? 歩道橋の向こう側には 私はいないけれど 錆びついた遊具じゃとても 誰かを運ぶこともできない 毎日違う 最悪が私の 窓を叩く どあを 肩を叩く