夜の空 青い点描 あなたは指でなぞっている 大きな星座 言い当てる声が 掠れて冷えた 夜の色 映したような その二つのガラス玉 少し潤んだ 光の環っか 流れて落ちた その心に棲む 憂いの正体を 私は知らない でも知りたくて あなたに内緒で 照準を合わせた 私たちは ちっぽけな 点と点でしかないから 独りでは 星座にはなれない なれないよね だからこうして You&I ふたりなら 雄大な宇宙で 繋ぎ合えば 名前のない星座くらいには なれるかな 夜の靄 白い溜息 あなたの目を遮るように 「変わらない日々は、 変われない自分のせいさ」と また息を吐いた その心を浸す 失望の深度を 私は知らない でもずっとあなたが 続けていること 続けていくこと 知っているよ 私たちは それぞれに 持つ光は見えないから 独りでは 本当の自分に 気づけないかもね だからこうして You&I 近くで 向かい合い 今 鏡になって あなたが放つ光彩を 見せてあげるよ その心に潜む 憂いの詳細を 私は知らない でも知りたくて あなたの隣で 呼吸を揃えた 私たちは ちっぽけな 点と点でしかないから 独りでは 星座にはなれない なれないよね 私たちは ちっぽけな 点と点でしかないから ふたりでも 星座にはなれない なれないかもね それでも こうして You&I 今と過去と未来 夢中で繋ぎ合って 名前のない星座に もしもなれたのなら いつもこうして You&I ふたりきり 雄大な宇宙で 繋ぎ合って 新しい星座に もしもなれたのなら 新しい星座は あなたが名付けてよ