白白と夜が明ける頃あなたの待つ 坂道の上 長い髪を束ねて走り出したのよ 真っ直ぐにね こんな澄んだ空気が少し耳を 切らせたように あなたの気持ち 離れゆくこともうずっと前から私、 気付いてた 白いコートの肩に降り積もる 雪をその手で払ってくれた あれは何度目の冬だったでしょう 溶けかけた歩道の雪は惨めに汚れた 白い息はまるでいつも 幸せそうに見えるけど 立ち止まり背を向くあなた 言ったのは「サヨナラ」億るように 「行かないで」 その台詞が不意に口を紡いだから 歪んだ笑顔気づかれぬように戯けた 言葉並べてみせた いいのあなたが決めたんでしょう? 二人の距離遠ざかってく 隣で笑うあなたは今にも泣き 出してしまいそうな空消えてった 白いコートの肩に降り積もる 雪をその手で払ってくれた ずっとあなたと春を感じてた左手は 悴んで 白く澄んだ 季節のその先にあなたの 姿見えなくても 忘れてゆくの?忘れないわ サヨナラ 歩道の雪は惨めに汚れた
