命の有効期限は 僕らが存在している理由は 誰も知らずに、誰も知らないまま 時間だけがただ過ぎてゆく 世界の流れの中 ひとり置いていかれてる気がして 普通を嫌い、普通になれぬまま 普通を求めて生きていた 戻れないって言って 覚悟も意思も何も無いまま 何も知らずに、何も知らないまま 全てが手遅れになっていく 忘れようって思って 過去の記憶は全部隠して 下を向いて、何も見ないように 歩くフリをしてたんだ 僕は言う、愛していると 君は言う、愛されたいと 届かない、感情の大小 比べて、探して 大事なものを捨てて 手に取った世界は、幸せですか 触れるもの何も感じなくて 戻りたいな、戻りたいな 気持ちの有効期限は 僕が知らない場所で過ぎるんだ 僕は知らずに、僕が知らないまま 想いだけがただ拗れてゆく 時間の流れの中 ひとり置いていかれてる気がして 何も知らずに、何も気付かぬまま 気付けば手遅れだった 僕は言う、愛していると 君は言う、愛していると 噛み合わない、感情の代償 この手で、得たもの その声が、その色が あの声が、あの色が この声が届く頃 時間は進んで世界は変わって 僕はまだひとりだ 並びたいな、そちらで 笑って、君はもう ひとりじゃないけど ふたりでもない これでいいんだ望んだんだ 笑いたいな、そちらで 大事なものを捨てて 手に取った世界は幸せですか