忙殺が夜を過ぎる 瞬いた流星 願い事一つでさえ 聞く耳を持たないまま 燃え尽きるように体 ベッドにただ沈めた “今”という光を抱いて 満足に眠らせてよ 「これも悪くはない」 諦めを滲ませても 滲ませられない星月夜 いつだって この胸に浮かぶ名もなき星 今日もこの夜ごと照らしてる 君の名前は?そこに何がある? 君を探しに行けるかな? 涙が頬を走り抜けたら きっと止めることなどできない またもう一度会える予感が… 私まだ旅立ちたくて 傷つかない予防線 内側で眺めた“今”は輝いて見えた 時代の何周目でも 「嘘つきたくはない」 ほぐれるような優しい夜風と星空 真上に広がるころ この胸に浮かぶ名もなき星 素直な軌道でまわり出せば 空白さえも答えな気がして… まだ遅くはないだろうか? 期待よ躊躇いを飲み込んで 臆病に馴染んだ体ごと 糧にできたら走り出すだけ 私まだ旅の途中と 空に光る正体 ふとした疑問くらいなら わかった顔して でも埋まらない この不思議に焦がれてた この胸に浮かぶ名もなき星 今日もこの夜ごと照らしてる 君の名前は?そこに何がある? 君を探しに行けるかな? 涙が頬を走り抜けたら きっと止めることなどできない またもう一度会える予感が… 私また旅立てるのね