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片方のアラベスク

Track byよしぶる

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  • 2023.12.09
  • 2:46
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歌詞

鉄塔、燃えていた 逆さの街染めて 消えていく 短い調べに 耳をすませば 平面の空、アラベスク今でも遠く 色めくような季節はさよなら 正しく今、この街で僕は 止まってしまったこの不条理 探して重ねる誰かに届くような 音の鳴る方に 隠していたあの子の歴史は 終わってしまった夢のように 燃える日の彼方に踊る 心の先が灰になるという。 ならどうして、 過日の花束を隠したまま 枯れるに任せているのだろう。 私は、 書き終わらない章末のセリフと 挿画の緒を、 もつれた日々を繰り寄せ、 探し求めていた。ふりをしていた。 どこまでも続く線路の果てを 見つめていた。 その先の、 知らない誰かに自身を重ねる 遊びをずっと繰り返している。 カイトはきっと手を伸ばした 刹那に消えた 果たして今、匿名の痛みは 無くしてしまった絵画のように 探して重ねる誰かの黄昏も 色褪せなくて 不安定な僕らの命は 変わってしまった空の色に 溶ける詩を探し続ける どこかに忘れてしまいそうで 声もなくて途方に暮れたこの情景 火が燃える、風は止まぬ いざ、届けてさよなら 正しく今、この街で僕は 止まったピアノが響くように 手を伸ばしていた 影も形もない憧れのように 笑っていた半分の僕らは 終わりを忘れた夢のように 遠い日の青さに揺れる

このアルバムの収録曲

  • 1.片方のアラベスク
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