お前は少しうつむき やせた横顔で笑う 昔のキズをいやしに どこまでも旅を続ける ヤクザな町には今日も朝から 風が吹き荒れて 気がきいた事 なんか何も見つからない あの日もお前はイラついてたのさ ほんのはずみでお前は ブレーキがきかず走りすぎた 誰もが見えない落とし穴に会い 誰もが悲鳴を上げて助けを求める 暗がりにおびえながら お前は友達もなく 恋人もつくらないで 毎日コンピューターと 部屋の中でたわむれている おやじはいつでも仕事に追われて おふくろは鍵を 預けて夜の町に出かけてゆく 真夜中 駅には浮浪者があふれ 真夜中 お前は一人始発を待つのさ 淋しさに震えながら お前は少しうつむき やせた横顔で笑う 昔のキズをいやしに どこまでも旅を続ける お前は少しうつむき やせた横顔で笑う 昔のキズをいやしに どこまでも旅を続ける