風は何を 歌うのでしょう 生まれた山の 悲しみか 流れる雲の はかなさか 風は心が あるように いつも 歌っているのです 少女の時は 耳たぶで 女になって 胸で聴き わたしは今日まで 生きてきました 喜びも悲しみも 風とともに これから先も 風とともに これから先も 風とともに <♪> 波は何を 歌うのでしょう 砕けて散った せつなさか 見知らぬ岸の 寂しさか 波は旅する人のよに 寄せて 返して 消えて行く 遠くのことが 知りたくて 波乱も 夢に思われて わたしは ザンザと 泣いてきました 歌うのも 恋するも 波のように 一生かけて 波のように 一生かけて 波のように アアア…