凡庸な日々の讃歌

歌詞

めくり忘れたままの、 昨日のカレンダー 特別なことなんて何もない、 平凡な一日 だけど確かに息をして、 心臓が動いてる それだけで、 奇跡みたいなことなんだ うまくいかない日のリスト、 増えていくばかりで 溜息ひとつ、夜に溶けていく でも君が「おつかれさま」 と笑うだけで 世界は少し、彩度を取り戻す 一日、また一日と、 ページをめくるように 僕らは物語を紡いでる 派手な見出しはなくても 行間に、かけがえのない想いが光る 365分の1の今日という日が、 未来を創っていく 一歩一歩、足跡を重ねて 転んだって、 泥だらけになったって、 それが君の勲章だ 決して無駄な日なんてないから 顔を上げて、胸を張って 君が歩けば、そこが道になる うまくいった日の記憶より、 うまくいかなかった日の悔しさが いつだって僕らを強くしてくれる 涙の分だけ、優しくなれるのなら 流した涙も、きっと宝物だ 流行りの歌も、ニュースの話題も あっという間に過ぎ去っていくけど 君と交わした、 くだらない会話だけは ずっと色褪せずに、心を温める One for the smile, two for the tears 積み重ねた日々が、僕らのキャリア 春夏秋冬、巡る季節のように 浮き沈みさえも、自然なストーリー 劇的な展開はない、 でも確かな絆がある Everyday is a special day, 信じることが始まりさ 一瞬、また一瞬と、 呼吸を繰り返すように 僕らは今を、必死に生きている ドラマチックじゃなくても その息遣いに、 かけがえのない命が光る 365分の1のこの瞬間が、 君を形作っていく 一喜一憂、心を揺らして 間違ったって、遠回りしたって、 それが君だけの地図になる 決して無意味な道なんてないから 前を向いて、君のペースで 君が願えば、そこがスタートライン 大きな夢を語れなくてもいい 目の前の誰かを、笑顔にできたなら それ以上に、 価値のあることがあるだろうか 僕らは一人で 生きているわけじゃないから 窓から差し込む朝の光 新しい一日が「おはよう」 と告げている 昨日の後悔は、ベッドに置いたまま さあ、新しいシャツに着替えよう Yeah, 3-6-5 steps, day by day 平凡こそが非凡、そう思えたならOK 点と点が繋がって線になる、 未来の星座 君の存在そのものが、 誰かの希望の根拠 だからDon't give up, keep your head up 世界は君が思うより、 ずっと君を見ている 一言、また一言と、 言葉を交わすように 僕らは互いを支え合っている 英雄じゃなくても その手のひらに、 かけがえのない温もりがある 365分の1の今日という出会いが、 世界を変えていく 喜びも悲しみも分け合って 不器用だって、不格好だって、 それが僕らの「らしさ」だ 決して孤独な旅なんてないから 隣を見て、手を取って 僕らが歩けば、そこが未来になる