ずっと一緒にはいれないから この匂いをおいておくよ もしも不安になったのなら それであの時を思い出してよ ずるいのはお互い様 だけど嫌いにはなれないから ふるいにかけた心の欠片 最後には何が残るのかな 正しい未来と 酷く汚れた靴の まま踊ろうか 何度飲み干しても 又乾くのが悲しい性 さっき呆れるほど 強く口づけたはずなのに 何度溶け合っても 又欲しくなるのが嬉しいから さっき痛いほど 強く抱きしめたはずなのに しれっと嘘だってつくのに どうしようないほど正直で いっそ嫌いになれたのなら 本当は楽になれるのにね 今君はどんな気持ちで この胸に抱かれているの 聞きたいけど聞けないから ただ強くぎゅっと抱きしめた 何度飲み干しても 又乾くのが悲しい性 さっき呆れるほど 愛していると言ったのに 何度溶け合っても 又欲しくなるのが嬉しいから さっき情けないほど 見せ合ったはずなのに もう駄目だと 解っていていても 繰り返すのが悲しい性 これで最後だと 約束したはずなのに しびれた脳を使って思う 鈍く麻痺したこの肉体に もう一度注いでくれないか ほろ苦く煙たいあの液体を