今宵も雪が 冷たい風と相俟って かすかに見える 車を待っている 凍りついたガラスから 見えるあなたの顔 いつも通りあなたは何も知らない 気づくはずもないけど 変わり映えない景色と 溶けたはずの匂いでさえ やけに切なく思うのはなぜ 涙目がにじむ ねぇ今までさよならと 言ったことはなかったけど 無情に降る雪と舞う 通り去る景色 窓ガラスから見える 私の顔大丈夫かな いつもよりもスピードあげて 駆ける国道 変わり映えない景色と 溶けたはずの匂いでさえ やけに切なく思うのはなぜ 涙目がにじむ ねぇ今までさよならと 言ったことはなかったけど 無言のまま午前2時 静まる街並み We can't go back to that time ねぇ今までさよならと 言ったことはなかったけど やけに切なく思うのはなぜ 涙目がゆるむ ねぇこのまま続けていけると 思うけど好きだけど 全てのことがいつしかは 終わりが来るんだ 変わり映えない景色と 溶けたはずの匂いでさえ やけに切なく思うのはなぜ 雪と共に散る