暮れなずむ都会を 夕陽が染めあげて 家路へ急ぐ人波を ぼんやり見ている Nobody knows me 本当の僕を誰も知らない つくり笑いの毎日 ふとためいきをつく くわえ煙草が苦い 一日の終わり うわべの優しさだけで 君は愛を計るのか 何故この心の中を 見ようとはしないのか Nobody knows me 本当の僕を君は知らない すれ違う言葉が今 愛を遠去けてる 抱き合うそれだけが 男と女じゃない 少女の面影をいつか ルージュで塗りつぶして 涙の数だけ君は 大人になった 都会の孤独の中で 慰め合うだけの愛 心も体もひととき 燃え上がるだけさ Nobody knows love 本当の愛を誰も知らない 目の前の幸せが すべてじゃない 冷たい風が心を 寂しく吹きぬけた