朝方に彼とバス停のベンチで それじゃまたねって 手を振って 今日まで 忘れられないよね 何も捨てないでね 時計の上で 振り子になって 文字盤もいつか剥がれたって 針が巡って重なったら もう一度 触れてもいいって 笑ってよ 互いにつつき合う少年少女とすれ違って ふいに思い出すのは 色褪せちゃうけど忘れられない場所 機械の上で張り子になって 歯車もいつか空回って 針が鈍って止まったら ねえ 少し休んでもいいって 言ってよ 時計の上で 振り子になって 君との距離が離れたって 針が巡って重なったら もう一度 触れてもいいって 笑ってよ 忘れられないよね