「悪い夢見てたの?」と 髪に触れ 優しい声が響く なにごともない顔で 抱き寄せる 悟られぬよう 強く 夢のその中にまで 入り込んできて かき乱すのはもう止めてくれよ 渇いたKiss 貪るように 求めあった 言葉なくても 伝わるほど 甘い夢 溺れて揺れて 離れてなお 深く刺さった棘になった まっすぐなその瞳 探してる 見つけたくないウソを 唇に残ってる 感覚を 上書きするよう消した 胸の鼓動がやけに 大きく聞こえて 今も消えないオマエを感じる 渇いたKiss 勝ち気な瞳 震える肩 見て見ぬふりで 傷つけてた 悪い夢 覚めたオマエを 抱きしめてる 見知らぬ誰かいたらいいさ Ah 今ならもっと 上手くやれるかな? そんな気もない だけどなぜか ふと思い出す 渇いたKiss 巻き戻せない 時の中で いつしか記憶 色あせても 夏の夢 目覚めた腕の ぬくもりには 気づかぬよう 忘れえぬ恋 Ah