スケボーに全て僕を乗せて かき分ける人混みの中 アスファルトに僕の跡を 擦りつけ体中感じる 30歳越えたら腹をくくれ 呪文のような呪いの言葉 大人の魔法にかかるまいと トゲを出し続けたが 守りたい人が現れた 白く柔らかい頬を触ったら 大人の魔法にすぐかかった 大事な人を守る為には 男の役割がある事を知った どんなオヤジもかっこ良く見えた これが大人になる事なのか 丁寧に丁寧に君を守りたくて 丁寧に丁寧に時間を刻みたくて でもスケボーの音が響く 夢と現実を迷う よく聞くこの状況は思ったより辛いものだ 自分を誇れるようになんないと この儚いものは 守れないと思うから かっこ悪い涙を流すけど 魔法から解けてみる スケボーに全て僕を乗せて かき分ける人混みの中 アスファルトに僕の跡を 擦りつけ体中感じる 大事なものは置いてきた この小さなタイヤには 無謀な夢を抱えた 僕しか乗せられない