喋り過ぎた昨日 独りきりの午後 君を誘い出して海へと向かおう 空を渡る風はまだ冷たいけど 車を走らせてあの丘を越えて 雲は流れる 形を変えて明日の向こうへ 気ままな僕達 海を目差す 君を照らす太陽に恋して走り出す いくつものドアを蹴飛ばしては 誰も見ない遠い季節へと旅立つ 何かに心を打ち抜かれた時は 夏が終わる前に海へと急ごう 長く伸びた髪を切って 青い空の下で 大人のざわめきに耳を塞ぎながら 雲は知ってる 若さをもてあそぶ彼女の名前を 気まぐれな君は何も決めず 時を過ごす 太陽に恋して目を覚ます いくつものドアをノックしては 覗き込んで 巡る季節へと漂う いつの日も... 気ままな僕遠 海を目差す 君を照らす太陽に恋して走り出す いくつものドアを蹴飛ばしては 誰も見ない遠い季節へと旅立つ