ねえ TOKYO に戻ったとき たぶん何かが変わってゆく この島で確かめたの だからあなたに言うしかない ドレスに着替えて グラスを揺らして 頬杖で海を見てる 昼間はしゃいだ余韻が 静かに引いてゆく あゝ どうして 夜はこんなに あゝ どうして きらめきながら 甘く深くこころに触れて 恋を見せてしまう 振り向いて話し掛ける そこにあなたがいてほしいと 笑わせて いつものよに ロマンティックにならなくても プールに映ったホテルの明かりが また一つ消えてゆくわ 冷たくなった渚に 裸足でおりて行く あゝ どうして 風はこんなに あゝ どうして ざわめきながら 恋をどこへ連れてゆくのか 肩が少し寒い おだやかに包まれてた 離れてみるとよく分かるの 誰よりも私のこと 分かってくれるあなたがいた TOKYO に戻ったとき たぶん二人は変わってゆく この気持ち確かめたの だからあなたに言うしかない 優しさがいつのまにか 私の胸にしみていたの 繰り返す波のように あなたのことを思っている