くだらない東京

歌詞

読めないくらいに破けたポスター 踏まれて小さくなった新聞 来る日も来る日も変わらない日々で 人とゴミだけがごった返す 日曜 明日やろうは馬鹿野郎なんて 耳にタコができるくらい聞いた 明日ヤリてえなんてくだらないこと を 思ってはバイト先まで向かう 深い不快 この中にどれくらい 夢があるんだろう 幼かった恋人も染まってんだろ それが少し悲しかった ただ悲しかった 君のこと1人連れ去って行った東京 明かりと君重なってしまって 見えないよ 朝が来ない夜と 染まりきったのは 君だよ 喫煙所に埋もれた人混み ライブハウスはこれよりも少ない 来る日も来る日も売れないままで 夢と飢えだけがごった返す日常 ゲロとエロなんかで汚い街を 早足で歩いてみたはいいけど いつかこんな騒がしい街が 僕のものになればいいなんて思う 重い想い この中にどれくらい 夢があるんだろう その日暮らしの風俗嬢はなにを 思うんだろう でもそれでも僕と君はなにが 違うんだ 僕のこと1人置いていった東京 明かりと僕が重なってしまって 見えないよ 朝が来ない夜と 染まれないのは 僕だよ 明日になって 夜になってこの街に立ってる 母になって父になって時はもう 経ってる 変わりやしない 代わりはないこの街が待ってる ただただにわがままにこの街を 愛してるこの街を愛してる 僕のこと1人連れ去って行った東京 明かりと僕が重なってしまって 見えないよ 朝が来ない夜と 染まってしまった 僕すら 誰もがいつだって 思ってるんだずっと 孤独をそっと抱きしめて 生きてるんだ だからこそ だからこそ この街は 眠らない