それはまるで御伽話さ 雪降る夜の幻想 赫く 赫く 染まったのはだぁれ? 灯る明かりが揺らめく刻 残酷に消える命 お前か?僕か? 命乞いをしろ S A L T U S 兎のように V E N T U S 逃げてごらんよ 赦されない罪の中で 遊ぶように狩りを始めよう さあ 雪やこんこ 雪やこんこ 狂うほどに降り積もる 宵闇の仮面を被って あなたの為に踊りましょう ああ 何が正しいのかが もう理解らないから 僕が僕でいられるように この手で狩る 鎖繋がれ荊棘の様に 絡み付き狂気染まる 白く 白く 忘れたのはだぁれ? 怯え 壊れ 震える視線は もう僕のことを見ない 悲しい 寂しい 心臓が脈打つ A M O R 絵本のような M O R S お終いなら良かった 決して訪れない幸福を 求めてまだ彷徨っている さあ 雪やこんこ 雪やこんこ 涙流せば降り積もる 胸残るあの日の記憶が あなたの中から消えていく ああ 吹雪の中にあった 絶えそうな命を 守ろうとしてくれた その手は魔女と呼ばれて穢された お前を お前を 命絶えようとも許さない 凍てついた心から 溢れ出していく絶望が 幼い僕を変えていった あなたの事を守る為 仮面を被った── サア 雪ヤコンコ 雪ヤコンコ 狂ウホドニ降リ積モル 宵闇ノ仮面ヲ被ッテ アナタノ為ニ踊リマショウ アア 何ガ正シイノカガ モウ理解ラナイカラ 僕ガ僕デイラレルヨウニ コノ世界ノスベテ 僕ガ狩ル