当たり障りのない会話 続ける意味のない幸せ 食べ慣れた夜食スープに 溶かして飲み込んだ とりあえず お湯を沸かしましょ スープが作れない 薬缶が 口笛鳴らすまで 頭は空っぽ とりあえず 煙草吹かしましょ 溜息の代わり 叫んだ 口笛に応えて お湯注ぐカップ くるくるクルトンが ケセラセラ 私みたいで 可笑しい 鼻を掠める 湯気の香りが幸せで 笑っちゃう 気付かない内に 底に溜まった 澱にも 訳もなく 流す涙は枯れたの ランラララン ランラララン ランラララン くるくるクルトンが くるくる振り回されて ケセラセラ 私みたいで 可笑しい 鼻を掠める いつも同じ香りに 笑っちゃう 気付いた時には 底に溜まった澱にも 悩まない そんな私になれたの ランラララン ランラララン ランラララン 冷めてしまって味気ない スープ