世界の色が変わる気がした 穏やかに口を吐く言葉 私に出来ることといえば 乾いた笑顔だけ… 例えば昨日に戻れたなら 嘘でも涙も受け入れられたのに 溢れる 感傷 かまわないで 気紛れに 浮つく心返して もう二度とないのなら そう言って どれだけ想い込めても 君にはもう届かないの? 縋る声を 鼓動を 聞かせたい 凍るような胸の中身と 対照的に熱い両手 君の前で崩れ堕ちたら 手を貸してくれたの…? 閉じた瞳から流れるのは 今でも変わらず持ち続けていた 確かな 愛情 さわらないで 無防備に ざわめく心放して もう二度と会わないと そう言って どれだけ叫んでみても 君を嫌いになれないの 詰る声も 祈りも 聞こえない 月の満ち欠けに 時が過ぎていたことに気づく 私を残して 君だけ… かまわないで 気紛れに 浮つく心返して もう二度とないのなら そう言って どれだけ想い込めても 君にはもう届かない 縋る声を 鼓動を 閉じ込める