今日が昨日に変わる頃 環七通りまたぐ歩道橋 缶のお酒を持って君と歩いた もしも世界が終わるなら 最後の日はさ、こんな景色を 見ながら終わらせたいな。 そう思っていたんだ 好きだったんだ でも君の気持ちは 同じじゃない事も分かっていた いつも私から始まって 私で終わるLINE ねぇ、どうしたら 私は特別になれるの? まるでスローモーション そんな風に無邪気に笑わないで 全部焼き付いて 苦しくってしょうがないの スローモーション 私以外とこの道を歩かないで 醜い感情がゆらゆら オレンジ色の街灯に溶けてゆく 溶けてゆく 今日も明日も変われない 君を諦めることが出来たら 自信が無くなるような こんな日々も終わるでしょう 「そうだ、今度昼間からさ 遊びに行こう」 って言いかけては やめて笑いかけたんだ 「また飲みに行こうよ」 その約束さえも苦しい 好きだったんだ でももうやめなきゃね やめなきゃね 分かっているのに こんな事いつまで続けるんだろうな いつも君の予定を聞いたあとの約束 空いてるんじゃなくて空けてるの 一生懸命で笑えるよね そんな事してるから いけないんだろうな でも一歩でも私が引いたら 会えなくなりそうだから 怖くて怖くて ねぇどうしたら 私は特別になれたの? まるでスローモーション そんな風に無邪気に笑わないで 全部焼き付いて 苦しくってしょうがないの スローモーション このまま世界が 終わってしまえばいいのに そうすればほら 君はどこにも行けない スローモーション 私以外とこの道を歩かないで 醜い感情がゆらゆら オレンジ色の街頭に溶けてゆく 溶けてゆく