白い「僕」は黒じゃないから 待てど暮らせど選ばれない 隅っこで尖っていて 背だけが高いまま 黒の「俺」は羨望の的 また休めずに選ばれるよ けれども背が小さい ホントは白が羨ましいんだ もしも「私」が青だったならと 広い海の上 ブルーなのは赤 描いた景色 色褪せた夢 もう笑えないよ 重なった色が溢れるよ 溢れるよ 願っても叶わない色 思い浮かべてよ さあどうぞ ねえ さあどうぞ 5,4,3,2,1 綺麗かい? 今と違う色がよかったな こんな思いしないで選べるのに 気にしてきた顔色 並べた真っ赤な嘘 転がり逃げていれば楽なのに 涙で濡れてもまだ信じるのは 好きでいたいから 自分でいたいから どう笑われても 生まれたままでは足りないな 泣けちゃうよな 求めても変わらない色 確かめてみてよ さあどうぞ ねえ さあどうぞ 5,4,3,2,1 喜び 悲しみ 誰かとおんなじじゃないのに おんなじに悩んで その全ては代わりの無い君なのに 重なった色が 重なった色が溢れるよ 溢れるよ 染まってく鮮やかな色 想像してみてよ さあどうぞ ねえ さあどうぞ 名前のまだ無い その色 この色 さあどうぞ ねえ さあどうぞ 5,4,3,2,1 綺麗かい?