気がついたらベッドの上 あんまりの頭痛に目を覚ます 飲んだ記憶のない空き缶が 床に転がってた ケトルでお湯沸かして 買った記憶のないコンビニの カップのしじみの味噌汁 翌朝の胃に染みていく 充電の切れたスマホに 君からのさよならのメッセージ ああ夢じゃなかったんだ ああ夢じゃなかったんだ 君が好きって気持ちが シミのように滲んでいく なんで、どうして、ばかり 自分に問いただしても 服にこぼした味噌汁の シミをみつめてみても 答えはない だんだん目の前が 滲んでいく 汽水域にしか棲めないしじみ キス未満でもはしゃげてた日々 思い出すたびにあたしだって 胸の奥入り掻かれる何度だって 海水と淡水混ざり合うようで 「マイスウィート・ハニー」 なんて酔いきれなくて ふっと感じたのすれ違い それでも信じ行動 今はこれでいいよね 臆病な貝 頑なな愛 週末はハイ の繰り返し 感情と肝臓 ずるずるとgoes on 気取(けど)るタイムリミット ケトル沸くミニット 砂を噛むようなフェイスで文字送信 完了後あっさりかわいちゃった、 もしもし シャンプーとリンスは君にあげるね それと、 おそろいのお椀は捨てといてね 君が好きって気持ちは 胸の奥の方まで 染み込んでしまってるみたい ダサい思い出ばかり 君が好きって気持ちが シミのように滲んでいく なんで、どうして、ばかり 自分に問いただしても 服にこぼした味噌汁の シミをみつめてみても 答えはない だんだん目の前が 滲んでいく