見たくないものばかり溢れているな 例えば君の失望した顔とか いつからか違ったように 見えてしまうのは 僕だけ大人になれていないこと 君の望み通りに 居なくなってあげるよ これで満足だろう 幸せが遠のいていく 想像が僕をハグしてる 「嫌わないよ」なんて 信じなければよかった 嫌いなものとばっかり似通ってきて 好きな人とは擦れ違っていく 好きだった僕が また居なくなっていく 証明の無い好意にしがみついている 楽しかったよなんて言って 手を振った そんな言葉の背中 本当は全部裏返しだった 最後まで本当みたいに 繕った馬鹿な僕だった 最初から無かったことに したいなんて思うんだ 幸せになんないで ずっと苦しんでくれたらいい 嫌いになんてなりたくなかった どうせ居なくなってしまうなら 最初から手にしなきゃよかった なんて薄情だろう 感情が目を隠していく 現実が夢を剥がして 変われない僕の 背中を引っ張っている