ぶつかって 逃げ込んで 僕はいつしか ここに立ってた 誰もが憧れる ヒーローに なりたくて でもなれなくて これぐらいじゃ 届かないこと 分かっていたのに 敗北の少年 現実を謳(うた)え あんな風に空は飛べやしないんだ こんな夜に 意味があるなら 僕らは地を這(は)う ♪ 耳鳴りが こだまして 僕に 奇跡が 問いかけるんだ 「君の夢 憧れたヒーローに 今すぐ させてあげよう」 飴みたいに 差し伸べられたって 嬉しくないんだ 敗北の少年 存在を謳(うた)え 君みたいに眩しくはなれないけど こんな夜に 意味があるなら 僕らは地を這(は)う まだ地を這(は)う ♪ 鼓動を知って 息を吸い込んで 「僕は遠慮するよ」 敗北の 敗北の少年 平凡を謳(うた)え あいにくと神は信じないタチで すれ違いの 物語よ さよなら 敗北の少年 現実を謳(うた)え 僕らは 泥を這(は)い蹲(つくば)るもの こんな夜も 愛しいから 僕らは地を這(は)う ただ地を這(は)う ♪