見上げた空の透き通る青は 濁っていく。淡く 私は消えないように何度でも 叫んでみる 泣きそうなほどキレイな 世界で一人で 笑うのはもうツライや どうして取り残されそうなの さよなら。もういいよ。 なんてまだ言えないよ。 君の声が躰の中、疼いてる 一人きりの夜にまた痛くなる 自分を抱きしめるけど 何もなくて泣いただけ 壊れた心の音は軋んで 濁って響いてゆく 怖いくらいにキレイな記憶で 繋いで 笑うのはもうイヤだな いつまで蹲ったまま ぽつりぽつり振り出した雨の中で 涙一粒さえ堪えきれずにあふれた 流れた 夜の向こうは遠くて 消えそうな月だけ私を見てた どれだけ泣いても きっとまだ足りなくて 私の中の君はまだ消えないよ 一人きりで歩く世界の端で 君の声も聞こえない場所を 探して泣いただけ 弱い私は泣いただけ 明日また笑えるように