吹き荒れる春の風に かみしめる恋の味 叶うなら 叶うなら うんざりするのは これで終わりさ 遅い春の坂道を 踏みしめながら やけに浮かれた お前の背中 俺はいつでもいつでも 見ているだけで 思い返すなら いつの頃からか 話切り出す隙間もなく 時は過ぎてゆく 吹き荒れる春の風に かみしめる恋の味 叶うなら 叶うなら それが甘いものなら 頬殴る春の風に かみしめる恋の味 叶うなら 叶うなら 甘い蜜の味 後悔するのは 後からできる 汗にまみれたその手で 思いを遂げろ かける言葉に 飾りはいらぬ 不意の風が邪魔しても 飛ばされぬように 風が匂いのせて 梅が散り始める 話切り出す言葉もなく 時は過ぎてゆく 吹き荒れる春の風に かみしめる恋の味 叶うなら 叶うなら それが甘いものなら 頬殴る春の風に かみしめる恋の味 叶うなら 叶うなら それが甘いものなら 吹き荒れる春の風に かみしめる恋の味 叶うなら 叶うなら 甘い蜜の味