いつかこんな夕暮れ やはり風に吹かれて ただしきりに恋を思い 待ちこがれていた日がある 生きることの意味さえ あの日あまり知らずに だけどどこか胸はすでに 今日のことを知りはじめていた 夏になる はじめには 旅にでも行きたいの 馴れすぎた哀しみに あいさつを送りたい気持ち いつかこんな季節に 私 恋をしていた これがきっとしあわせだと 信じられた月日の思い出がある 覚えきれぬときが流れ とにかくみな暮しているのね 夏になるはじめには 旅にでも行きたいの 馴れすぎた哀しみに あいさつを送りたい気持ち いつかこんな街角 私 人と別れた 過ぎてみればすべて同じ 堪えられない事など何もないのよ