つまずいてばかりの僕を 君だけは笑わなかった 子供の頃に願い事をかけた あの流星は今 どのあたりを飛んでる? 僕の想いを 君はまだぎゅっと 腕に抱いたままで 旅の途中なのか? 屋根の上で見上げる夜空 変わったろ? あの日の僕と 今だって 地上でもがいているんだよ 飽きもせず 応答セヨ 流星 僕を信じてくれた遠い日の僕よ この声が届くかい 君が思うほどは まっすぐに歩いてこれなかったけど いつかまた逢えたら その背中へと 飛び乗って 僕はスターライダー 猫のあくびが 途絶えた頃には 三日月のライトの 紐をそっと引っ張る 暗闇の中 聞こえる鼓動は モールス信号みたい 自分へのメッセージ 垂直ジャンプ 0.5秒 20センチ しょぼくてゴメン それだって空に近づいたと言い張っていいでしょ? ピントずれた望遠鏡 映し出す後悔 灰色の景色にうかぶ昨日の僕 いっそ目を閉じちゃって 見たかった世界を心に描こう 誰にも邪魔なんかさせたりしない さあ早く行かなくちゃ 約束という名の嘘になる前に 見失いそうな時 いつも瞬いて僕を導いたよ 「追いついてみせろよ」 応答セヨ 流星 僕を信じてくれた遠い日の僕よ この声が届くかい まだ見ぬ世界 今 飛び立とう 僕はスターライダー