Track byよしもとちひろ
裸足のままで飛び出せる 怖いものなんか知らないでいよう 次はどこへ流れてくの 風と言葉を作るのさ ああ ずるいよ 一抜けていくの 何も持たずに行くなんて 秘密基地ついに一人になって 物が増えていくよ ひとり眠れない夜を渡る 時が過ぎるのをただ待つ夜に それじゃまたね、と言ってから 芽吹きの季節二度越えた 手放したものはさ いつだって 忘れるのに時間が要るものだね ひとり眠れない夜を越える 時が過ぎるのをただ待つ夜に あの裏庭のことを 覚えている 風も匂いも