SNSも週刊誌もいらなくて ただ君が側にいて欲しくて テーブルの上に並んだマグカップも 熱はもたないまま冷めていくだけ 言葉はいらなくて ただ側にいさせてと願ってしまった 開くことない玄関を見つめたまま 僕は今日も生きていく いつまでも続いていくと 思ってたんだよ もう僕の声は届かないんだね 朝目が覚めるといつも笑ってくれた そうか僕はずっと守られてたんだね 優しい嘘なんて 誰一人守れないと気づいてしまった あの時どうして何も言わないで ぎゅっと抱きしめて笑ったの ねぇどうして 「今までありがとう」 抱きしめられたら嘘でも暖かったよ 言葉はいらなくて ただ側にいさせてと願ってしまった 開くことない玄関を見つめたまま 僕はずっと いつも優しい君も 二人の結末は言わなかった あと少し早く素直になれたら 僕はちゃんと守れたかな ずっと大切な人