世界は誰のものですか この命は誰の為ですか 冷たい刃を腕に当てたまま 赤子のように泣いて終わる 最低な自分を感じて 少しだけ安心した 大丈夫 また踏み出せるさ 命に意味などない ねえ その手を握ってしまったら もうここには戻れないよ ホラ 見なよ 太陽が昇ってゆく 僕らを無視したまま 砂嵐 垂れ流すノイズ 期待など初めから持っていない 何度も 確かめるように呟いて 笑おうとした これが抵抗さ 無くすくらいなら初めから きつく目を閉じていたのに 無駄な努力に思えるほど その声が 温かかった ねえ 暁の下 遠くへ行った 星達を見送って ホラ 歩こう 僕らの世界はここ どこにも逃げられはしない ねえ その手を握って例え君を 傷付けてしまっても ホラ 見なよ 太陽が昇ってゆく 僕らを無視したまま ねえ 暁の下 遠くへ行った 星達を見送って ホラ 歩こう 全ての絶望と今 君の手を強く握って