いざさらば、と歌う それはよくあるはずのセレモニー よそ行き顔した僕らは 未来のすぐそばで 少し泣いた 心を 笑顔で 包んで 最後に 手を振りあった 見送られながら、見送るように 振り向かない背が見えなくなるまで その両手にたくさんの幸を お互い願っていたね あの頃話した夢の続きで 今も君らしくどうか思うまま 眩しかった僕らの未来に ふさわしく生きて欲しい 真昼に滲んだ飛行機雲が やけに沁みて 時々めくったアルバムを またそっと閉じる 告げないこと 選んだ いつかに 置いてきた 想いは 色褪せないよ 今はもう遠く届かないけど 恋と呼ばずにいた青春の日々 何もかもが輝きの中で それだけで良かったんだ もう一度、なんて言ったりしないさ だから君らしくどうかその道を どんな時も、君が忘れても ずっと応援している 見送られながら、見送るように 振り向かない背が見えなくなるまで その両手にたくさんの幸を お互い願っていたね あの頃話した夢の続きで 今も君らしくどうか思うまま 眩しかった僕らの未来に ふさわしく生きて欲しい