透明な憧憬 きえてくの いつでも 淡い偶像 とけていく 思い出せないの 感情 濁って 絡まっている思考に 意味がない気がしてさ 終わらない言葉の波に飲まれて ゆっくり消えてく暗い海に 戻れないのかなって からっぽ このままやめてしまおう ゆれてく なみにしずむ かげがとける 嗚呼 今 やりなおせるのなら 少し前に行けたのかな いっそ過去に染まってきえていくの 哀れな憧憬と 吸って 儚く滲む鈍色の 溶けた世界で 古びた町が沈む 暮れてく夕と消える 道が滲む 嗚呼 今 やりなおせたとしても 変わらない 景色だけ やめよう ほらもういない ゆらゆらと きえてくの 悔い吐いて あさやけが ほらよんでる もうだめだ じゃあ