人目をしのぐリング チェーンにかけて胸に飾る 踊るように歩いた ただあなたに逢いたい それだけ 部屋の前 雨傘たたんだ 一人の夜そうね 私何ができる? 逢わずにいること以外に 身動きさえ出来ないまま あなたの匂いの中 漂うような心を 湿らせてく しずくが小さな海 つくる 弾む夢を語れる つなぐ糸は長くて今夜 駆け出したい気持ちを わがままと知りながら 言った 誰かのもの そんな言い方 心の中騒ぐ 錆びないうちに胸を 開いて接吻して 願いながら あなた想う 流れていく時間が 今の私にはきっと 大切だと 静かに雨が告げる 愛を知りながらきっと 淋しさも知っていくわ それでも好き あなただから たぶん今頃海は 二人の距離つないで 波を立てる 無限の雨のリング つけて