むかしむかし臆病で弱いスズメがい ました 森の中歩いてると 冷たい雨が降り出し 明くる日も雨は続き 木陰に隠れたままで 震え鳴いてると カラスが笑い言いました ( So what? Caw Caw Caw!) いつまでそこに隠れている? ( So what? Caw! Caw! Caw!) ビビらないで 負けないで 飛び出そう 灰色がかる空の向こう側 隠れた 太陽 迎えに行こうよ 晴れの日を待つなど馬鹿馬鹿しい あの雲を越えたら未来が見える 生まれた日から孤独で 嫌われ続けたカラス 鳴けばヤな顔をされて 時に石を投げられ 何故に僕は生まれたの? 何故に僕は嫌われる? 嘆き鳴いてると スズメが ぼそり呟いた… ( So what? Chirp! Chirp! Chirp!) バカにされ罵られたって ( So what?Chirp! Chirp! Chirp! ) カゴの中で 不自由に 愛されてくよりは 今の方がましさ 高層ビルを雲を飛び越えて 羽 ちぎれても 振り返らないよ 追い風を待つなど馬鹿馬鹿しい 向かい風には負ける気がしない 2羽の前 立ちはだかった 大きな大きな竜巻 「引き返したく無い 死んでももう あの頃に戻りたくなんてない」 灰色がかる空の向こう側 隠れた 太陽 迎えに行こうよ 晴れる日を待つなど馬鹿馬鹿しい 恐いものなんてない いちかバチでも 風の向こう側 羽 ちぎれても 振り返らないよ 必ずいつか この目で見るのさ 燦々と輝く晴れた空を