昨日の失敗が 影のように 足元にまとわりついて 離れない 明日の予定が 霧のように 視界を塞いで 私を急かすけれど ちょっと待って 深呼吸 私の心は どこへ行こうとしてるの? 後悔も 不安も 形のない幻 ここには 指一本分も 存在しない まぶたを閉じて 意識のピントを 外側から 内側へと ずらしていく 昨日の後悔も 明日の不安も 今ここにはない 心が行方不明に ならないように 今この瞬間 この肌で感じている 温度や リズムだけを 抱きしめて 「私」という 確かな場所に 帰ろう 冷たいガラスに 触れた指先 夜の匂いと 服の擦れる音 思考を止めて 感覚だけに 命を吹き込んで 動かしてみる 誰のものでもない この一秒を 贅沢に使い切って ステップを踏むの 過去にも 未来にも 触れることはできない 私が触れられるのは 「今」というこの熱だけ 揺らがない 私だけの心 昨日の後悔も 明日の不安も 今ここにはない 心が行方不明に ならないように 今この瞬間 この肌で感じている 温度や リズムだけを 抱きしめて 「私」という 確かな場所に 帰ろう ここにあるもの それだけが真実 目を開ければ 世界は新しく
