たどった平行線 いつの間にか 離れてた轍 答えあわあせなんて もうやめにして踊ろう 終わりがあれば始まるように 綻びもまた優しい便り 混ざり合い絡み合った色味 手のひらに残ったのは 形ないものばかり 長い回廊を抜けたなら そこは自分1人のミュージアム 誰にだって邪魔されない その刹那を飾ろうか ほんとは何が欲しいんだっけ 君との思い出ならいつだってほら そばにかけときたいんだ 遠く漂う果てはホログラム 騙し絵のようなこの世界で君と笑う 光と闇が飛び交うように 喜びと涙もまた表裏 僕らそこに集まって遊ぶ 使い捨ての今を 削り取りながら象って 溢れだす 特別でもなんでもない 触れてきたすべてがマテリアル 誰にだって描けない その一つを描こうか 拙いイメージを焚べて 爆ぜた想いが滲んで広がる ほら君だけの色に 寄せては返してく感触が 生きてゆくための理由になる 何色にも染まれない この気持ちを解き放とうか 出来損ないの僕らでも 描き出してきた 過去、今、そして未来 ねぇ、産まれてきたんだ 長い回廊を抜けたなら