砂を払うたび 昨日がほどける 白いシャツ越し 夕陽が火を点ける 似合わない我慢は 海へ投げたの 名前より先に 心が波打つ 駆け引きなんて 今日は脱いで 素肌のリズムで 息を合わせて 目を逸らさないで このまま夜へ ためらいまで 波に溶かせばいい 潮風より先に あなたをさらう いい子のままじゃ 夏は救えない 傷さえ今夜は 纏う宝石に 恐れを脱いで 踊り出せばいい 恋は待つものじゃない 奪いに行くの ひとりで強がる夜を 終わらせて 裸足の心で 今を鳴らして 月まで届くステップで 笑われた恋も 無駄じゃなかった 痛みの分だけ まぶしくなれた 「もういいよ」なんて 二度と言わない 欲しい明日なら この手で選ぶ 濡れたまつげも 隠さなくていい 揺れる気持ちを 恥じなくていい やさしくもなれる 激しくもなれる さみしささえ 味方に変えればいい 潮風より先に あなたをさらう いい子のままじゃ 夏は救えない 傷さえ今夜は 纏う宝石に 恐れを脱いで 踊り出せばいい 恋は待つものじゃない 奪いに行くの ひとりで強がる夜を 終わらせて 裸足の心で 今を鳴らして 月まで届くステップで
