流氷情話 唄:西尾夕紀 詞:仁井谷俊也 曲:藤竜之介 流氷が 岸に押し寄せ しんしんと 肌を突き刺す 凍りつく 夜に震えて 旅の男に 添い寝する ぬくめておくれよ ねぇあんた 北のおんなの こころと躰 ひと晩かぎりの 縁だけど 淋しさ忘れりゃ それでいい ハアーアアア 流氷に 耳を澄ませば きゅるきゅると すゝり哭いてる 明朝(あした)には もとの他人に 戻る男が 憎らしい 訪ねておくれよ また春にゃ あてにしないで 待ってるからさ 縋って泪も 見せられず むしゃぶりついてる 闇ン中 ハアーアアア ぬくめておくれよ ねぇあんた 北のおんなの こころと躰 ゆきずり同士の 男女(ふたり)でも 抱かれて眠れりゃ それでいい ハアーアアア