愛さずにいられたなら こんなにも苦しくはない 出逢わずにいられたなら この旅は幸せだったの? 舟は かなしみの海を漕ぐ ごめんなさい 君にサヨナラも言えずに わたしひとり星になったね いつか いつの日にか 君がわたしのこと 泣かずに思い出せるように 君の物語の邪魔しないように 夢は脆く壊れて 現実のカケラたちを 何度かき集めても 元通りの夢にならなくて 君と ただ君といたかった いちばん好きな君と 笑い合った日々の あのわたしがいちばん好き 人を赦せなくて 自分も赦さずに そんな嵐の旅を行く 君のヒトツボシになれますように 星の生命もやがては終わる だけど出逢えた歓びは ほら 終わらないよ 「君が 誰か愛し 愛されますように」 本当は少し寂しいけれど… いつか いつの日にか わたしが君のこと 泣かずに思い出せるように 君の旅が幸せであるように