優しい光に包まれて ようやく僕は報われたような 気がして 気持ちを押し付けて 君は消えてしまった 過ぎ去ったばかりの日々に こびりつく君の残香 足枷のように付きまとい 消えない癒えないもういない 光の屈折で 見え方が変わるように 違う見方ができたなら 僕らわかり合えたのかな どうにかしたいけれど どうにもならない日々と どうしようもない現実に 全てがどうでもよくなる 表面張力は 心が足りずに溢れてく どうかどうか今夜だけは 1人にしないでほしい そうだね僕ら なんとなくわかってたんだ 終わりと始まりと これまでとこれからと 彩った記憶で 隙間を埋めるように 繰り返す 帰路につく薄暮の 車窓からの景色は 尊さと儚さが 入り混じっていて 聡明に輝く 僕らを繋ぐもの それはとても脆く 拙いものなんだ 果たせない約束も 情けない思いも そうだね僕ら なんとなくわかってたんだ 終わりと始まりと これまでとこれからと 彩った記憶で 隙間を埋めるように 歩んできた道を 何度も悔やむように 繰り返す