或る日 指先が 絵日記をめくる 背表紙に描いた花が香る それはあなたのふるさと 忘れえぬ原風景 思い出す横顔は 遠い目をしていました 縁ありて旅の空 黄昏模様 涙あればこそ また 明日からの笑顔に出逢う 通り雨 歌う ぬくもりの中で 守られていたあの日を想う 瞼の奥の父母 青の中の青い海 いつからかこの時を 心に決めていました ネリヤカナヤヨ ネリヤカナヤヨ イモーリィーヨ イモーリィー 縁ありて旅の空 訪ねし場所 眩き陽光の島 誘われし風の輝き 絆ありて眺めたる 朝焼けの色 命あればこそ ああ 明日からのわたしに出逢う