壊れたステレオから君はやって来た 麦わら帽子を首にぶら下げて 穴の開いてない ドーナツが好きだって どうして先に 分かっちゃったんだろう 夕暮れの町に響くチャイムが君の いつも帰る場所 眠る布団 真っ白な鳩を九十九羽飼っていて その先の数字は いらないみたいと言った 君に教わった アコースティックギターで 終わらない歌を歌っている ドとレとミとファと ソとラとシとドで 真っ白い鳩を思い浮かべてる マジックテープの スニーカーを履いて 僕は君を追い掛けていたんだずっと どこまでもどこまでも追い付かない 君の影 涙と鼻水が混ざって 口に入ってきたのにさ 春も夏も秋も冬も長袖のシャツを 半袖にまくって 声を立てず笑うのが君のクセ 空き瓶をクルって回すのが 上手くって 目を盗んでは 何度も真似をしていたんだ 君に教わった アコースティックギターで 終わらない歌を歌っている ドとレとミとファと ソとラとシとドで 真っ白い鳩を思い浮かべてる いつか虹の向こうへ行こうと 君が言った時 そんなの無理さと僕が言ったなら 泣きながら笑ったのが 最後に見た君の姿 君はいったい どこへ行ってしまったの 君を失って僕はいったい 何を手に入れたんだろう 君に教わった アコースティックギターで 終わらない歌を歌っている ドとレとミとファと ソとラとシとドで 真っ白い鳩を思い浮かべてる 君に教わった アコースティックギターで 終わらない歌を歌っている ドとレとミとファと ソとラとシとドで 真っ白い鳩を思い浮かべてる 真っ白い鳩を思い浮かべてる シャララ ラララララララー 君がハモってくれたなら シャララ ラララララララー 君がハモってくれたなら シャララ ラララララララー 君がハモってくれたなら シャララ ラララララララー 君がハモってくれたなら