遠く浮かぶ故郷 心に染みる 夕日を背中にして 肩を並べた younger days 校舎の隅に咲いた ひなげしの花 まるで二人のようだと 影を重ねた人よ おざなりにした 大切な言葉 伝えれぬまま 夢ばかり追いかけた 愛したのは そう 幻なんかじゃないよ もう逢えはしない面影 思い出すよ 蕾を付けはじめた花は 君だけ見つめてた 人を好きになるってさ 簡単じゃないよねって 少し笑った後に 泣いたのは何故 遠く浮かぶ笑顔が胸をかすめる 思い出にするには美しすぎる人よ 忘れはしない ぶつかり合って そうして知った痛みが 二人を照らすよ 果てのない空見上げ 思い出すよ 何処にも行けない影だけ 連れて歩く 独りは慣れていたはずなのに 涙が出る 愛したのは そう 幻なんかじゃないよ もう逢えはしない面影 思い出すよ 蕾を付けはじめた花は 風に揺れる 季節は移ろい変わってゆくのに 君だけがいない